雨にぬれても / ウクレレにストラップは必要?

雨にぬれても』はポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード主演の西部劇『明日ぬ向かって撃て!』の挿入歌です。映画では銀行強盗のブッチ(ポール・ニューマン)と教師のエッタ(キャサリン・ロス)が朝の牧場を自転車でデートするシーンの中でこの曲が使われています。映画自体は西部劇なのでウクレレのイメージは無いのですが、ウクレレの軽快なストラミングで始まるイントロがこの自転車デートのシーンにとてもあっていますよね。
実際にウクレレの音色を聴くことができるウクレレ弾きにてって貴重な映画でもあります。映画の中でウクレレがフューチャーされていると、ウクレレを弾く私としては大変嬉しくなります。余談ですがエルビス・プレスリーの『ブルー・ハワイ』や加山雄三の『ハワイの若大将』、ミア・ファーローの『カイロの紫のバラ』の中にもウクレレがフューチャーされたシーンがあります。

話を戻して『雨にぬれても』ですが、私は映画と同じキーF(エフ)
ジャカソロ・アレンジで演奏しています。
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leleTAB『雨にぬれても』

この演奏動画を見てもらえると解るのですが、演奏中ウクレレのヘッドが上下にかなり激しく揺れ動いていますよね。これはウクレレが体にしっかり固定されていないのが原因です(悪い例)。これではなかなか正確な演奏ができません。実際に撮影時にも何度もミスをして10回以上撮り直しています~(^▽^;)
ミスの少ない演奏をするためには、しっかりとウクレレが体に固定されている必要があります。そこで重要になってくるのがウクレレの持ち方(フォーム)になります。左手人指の付け根にネックを乗せておく、右脇でしっかりウクレレを固定する等フォームを工夫すればある程度ウクレレを固定することができます。

しかしジャカソロ等のポジション移動の多い演奏スタイルでは、持ち方だけで完全にウクレレを固定することは難しいものです。そこで登場する秘密兵器がストラップになります。ストラップを使えば簡単にウクレレを固定できます。両手を離してもウクレレが落ちる心配もありません。間違いなく演奏性は向上します。

あっ、でもちょっと待って下さい。エルビスや加山さんやミア・ファーローはストラップしてないですね。これは私の偏見かもしれませんが、ウクレレはストラップをしない方がカッコ良いような気がします。ストラップが無いほうがスマートな感じがするのですよねー
しかしミスなく上手に演奏するために私にはストラップが必要です。色々悩んだ結果、辿り着いたのが現在のストラップになります。軽くて細く、そして主張しないストラップがコンセプトです(自作)でも最近はオシャレで可愛いウクレレ専用ストラップも沢山販売されているので、その路線も有りかなと考える今日この頃です。

因みにハワイの天才ウクレレプレーヤー、ジェイク・シマブクロも昔はストラップ無し派だったと思いますが、最近ではストラップを使っていますね。彼の超絶技巧の演奏にはストラップは、やはり不可欠なのかも。

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