F△7(エフ・メジャー・セブン)の押さえ方

F△7と書いてエフメジャー・セブンと読みます。今回はこのF△7コードの押さえ方について考えてみたいと思います。
「F△7なんてコード知らないよ〜」と言う方もいらっしゃると思いますので、先ずはその原型コードと言えるF(エフ)コードの話からしていきます。
Fコードはファ、ラ、ドの3つの音で出来ています。押さえ方は中指で4弦2フレット、人差し指で2弦1フレットとを押さえるのが一般的です。

難しいい話は置いておいて、このFコードにミの音をプラスするとF△7になります。

そこでミの音が何処にあるか探してみると2弦の開放がミですね。なので単純にFで押さえていた人差し指を離せばF△7のできあがり〜っと言いたい所なのですがそうもいきません。これはAm(エー・マイナー)の押さえ方ですよね。

音程を4弦から順番に確認してみるとラ、ド、ミ、ラです。F△7に必要なファの音が無くなってしまってますね。(汗)
そこでなんとかやりくりしてファ・ラ・ド・ミの全てが入っている押さえ方を考えると下記のような押さえ方になります。

これがF△7コードの押さえ方なのですが、1つ問題があります。それは押さえるのがかなり難しいことです。
「こんなの押さえるの無理でしょ」と思われるかもしれませんが、ウクレレプレイヤーのハーブオオタさんなどはこの押さえ方をよく使っています。
とは言えE難度の押さえ方ですので、かなり練習しないと使いこなせないフォームです。

もっと簡単にF△7の音が出せる魔法の押さえ方は無いのでしょうか。
それがあるんですね。それが下図の押さえ方です。この押さえ方はF△7特有のフォームなのでコードブック等にはあまり書かれていません。
F△7でこの押さえ方をすれば一目置かれること間違いなしです。是非一度お試しあれ。

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