セッションと言うのは、何人かの人達で一緒に演奏する事です。
ライブの後に盛り上がって「皆でセッションしよう〜」と言うこともあれば、最初からセッション目的で集まるイベントも沢山あります。
セッションに参加すれば、音楽仲間との交流もできるし、楽しいし、演奏度胸もつきます。自宅でコツコツ練習することも大事なことですが、自宅練習では学べない音楽経験をセッションですることができます。習うより慣れろですね。これは音楽的に成長する上でとても重要なことだと思います。
でもセッションに参加するというのは、なかなか勇気のいることでもあります。演奏曲もその場で決まったりするわけですから、ハードルが高い感じもしますよね。
そんな時にあなたの強い味方となってくれるのが「iReal Pro」(アイ・リアル・プロ)というアプリです。
「iReal Pro」は曲のコード進行を沢山ストックできるデータベース・アプリになります。ジャズ、ポップス、ロックなど様々なジャンルの曲のコード進行がデータベース化されているので、それをダウンロードして使うことができます。
データベースを 全てダウンロードする事もできますが、それだと曲数が多すぎるので、私は「Jazz 1350 Stabdard」と「Gypsy Jazz」のデータベースを使っています。この2つだけでも1700曲くらいあるので。ジャズ系のセッションでも大抵大丈夫です。
使い方はとても簡単です。アプリを起動すると、ダウンロードした曲の一覧が出てきます。あとはリストの中から曲名のところをタップすればコード進行が表示されます。
「iReal Pro」は演奏するキーを簡単に変更することができます。ですので普段と違うキーを指定されても即座に対応でき、セッションの時に困ることはありません。
セッションの現場で大活躍の「iReal Pro」ですが、家で練習する時にもとても役に立つ機能があります。それがカラオケ機能です。
好きなリズムパターンとテンポを選べばピアノ・ギター・ベース・ドラムのカラオケ伴奏をしてくれます。
カラオケ伴奏を聞きながら練習すると、リズムの練習になるしセッションの予行練習にもなります。
その他にもプレイリスト機能、コードの編集機能、新曲作成機能など便利で実用的な機能が沢山あります。iPhone以外にもAndroid、タブレット、PC用も存在するところも嬉しいところです。
あえて気になるところを挙げるとするとフトが有料だと言うことでしょうか。2020年5月20日の時点で1,720円です。
しかし十分その価値があるソフトだと思いますし、私の周りには「iReal Pro」を使いたいがためにタブレットを購入した人が沢山います(^▽^)
私にとっても「iReal Pro」は、セッションにはなくてはならない必須のアプリとなっています。
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