私がこれまで実際に使用したウクレレ用アプリの中で、お薦めのものを紹介したいと思います。今回紹介するのは「Tuner Lite」というアプリです。
これはウクレレのチューニング用アプリになります。ウクレレ専用と言うことではなく、弦楽器や全般に使用出来るクロマチック・チューナーです。
アプリを起動するとアナログのレベル・メーターのような画面が現れます。そして画面中程の音叉のマークを押すとチューニングが始まります。
そしてウクレレの場合は、
4弦 → G3 (HighGウクレレの場合はG4)
3弦 → C4
2弦 → E4
1弦 → A4
と表示された状態でチューニング・メーターが真ん中に来るように合わせていきます。
このように使い方はとてもシンプルです。
それだけであれば「他のチューナー・アプリで良いのでは?」と思うかもしれません。
しかし「Tuner Lite」でなくてはならない私なりのこだわりポイントがあります。それはチューニング・メーターの動き方(精度)です。
ウクレレを弾いた時の音程はずっと同じではなく、ほんの少しですが変化しています。私の感覚的には、弾いた瞬間は少し音程が高く、その後すぐに少し低くなり微妙に高さがゆれている感じです。
そのため感度の良いチューニング・メーターは音が出た後に微妙に揺れ動きます。しかしチューニング・メーターの動き方が細かすぎてもチューニングし難くなります。
「Tuner Lite」はこのメーターの動き方が私にとっては丁度良いのです。
因みに「Tuner Lite」ではレベル・メーターの動き方を「敏感」「普通」「鈍い」「非常に鈍い」の4つから選ぶことも出来ます。
またこの「Tuner Lite」はキャリブレーションも380Hz〜480Hzと広いので、ピアノなどの音程が変えられない楽器ともあわせることもできます。
無料アプリと言うところも嬉しいですよね。
有料版はさらに色々な設定ができますが、私は無料版で十分に満足しています。
ここまでは良いところばかり書いてきましたが、気になるところもあります。
携帯用チューナー・アプリ全般に言えることですが、携帯のマイクからの音声でチューニングしているので、環境音に影響されやすいです。
例えばウクレレ教室やライブ会場等の他の音が聞こえる場所ではチューニングし難くなります。私の場合は環境音があまり聞こえない、自分の部屋で練習してる時などに「Tuner Lite」を使用しています。
チューニングは面倒くさいものですが、演奏するためにはとても大切です。
正しい音で演奏していると耳も自然と良くなっていきます。ウクレレを弾く前にになるべくチューニングをする習慣をつけましょう。
話は変わりますが、下記の私の演奏を聴いて3弦の音程が悪いと感じるあなたは鋭い(汗)
↓
leleTAB 『お嫁においで』加山 雄三
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